留学、ワーホリ前に、まずは英語コンプレックスをプライドに!
バンクーバーに短期留学やワーホリにくる人たちがときどき口にするのが、
「英語全然ダメなんです!」
「英語できないんですよ!」
でもね、ダメで当たり前なんですよ。
だって、英語学習量が全然足りてませんから!
多くの学習者の方は英語ができないのではなく、単に学習量が足りていないだけです。
何年も学校で英語を勉強したのに英語が話せない。
こんな英語コンプレックスを抱いたことはありませんか?
これは社会が作り出した呪縛です。
英語学習に取組む前に、まずこの呪縛を解きましょう。
もう英語コンプレックスを抱く必要はありません。
中学、高校で6年、大学まで行けば8年近くも英語を勉強するのに日本人は英語が出来ない。
TOEFLのテストでは日本がアジアでビリ。
こんなフレーズを聞かされ続け、我々はコンプレックスを植えつけられてきたのです。
確かに表面的には事実ですが、皆さんはその理由をじっくり考えたことがありますか?
6年、8年勉強するのに英語が話せない?
(この事は前回もうお話しましたね)
どうしてTOEFLのテストは日本がアジアでビリなのか?
TOEFLのテストで日本がアジアでビリなのは日本人がアジアで一番英語が出来ない国民だからでしょうか?
答えは「ノー」です。
TOEFLテストで日本がアジアでビリの理由は、日本人が優秀だからなのです。
どういうことかと言うと、TOEFLテスト上位の国々は不幸にも欧米の植民地支配を受けた国々なので、母国語だけではなく日常生活で英語を必要とするので必然的に英語が身に付くのです。
では、日本に住む我々日本人はどうでしょう?
皆さんは日常生活で英語が必要ですか?
英語を話さないと仕事ができませんか?
英語が出来ないとお給料がもらえませんか?
たいていの人たちはそんなことありませんよね。
つまり、我われ日本人は日常生活で英語をほとんど必要としないのです(英語は趣味範囲なのです)。
我々は母国語だけで生活できる国にいるのです。母国語だけで済むというのは植民地にならなかったことの証でもあり、これはむしろ名誉なことなのです。
つまり、TOEFLテストで日本がアジアでビリというのは、この国を世界第3位の経済大国に導いた先人たちの努力に感謝し、誇るべきことなのです。
だから、アジアでビリをコンプレックスとせず、プライドにして下さい。日本人だって日常生活で必要に迫られれば、英語は身に付きます。
今日から皆さんも、英語コンプレックスと「さようなら」をし、プライドさん「こんにちは」という気持ちで英語学習に取組みましょう!
英語学習者の人たちが抱える英語コンプレックスは社会によって作られ、植えつけられたものです。
この英語呪縛を解き、苦手意識を払拭していきましょう。
英語はまず意識改革からです!