前置詞はどう理解すればよいの?
次の英文の空所に入る前置詞はなに?
1) I went ( ) Tokyo to see my uncle.
2) I went to see my uncle ( ) Tokyo.
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答:1) to 2) in
今回の「英文法ここだけのお話」は英文を英語らしく理解しながら、前置詞をイメージするお話です。
英語は語順言語、前から順次理解していく言語。
1) I went ( to ) Tokyo to see my uncle.
前から訳してみましょう。
私は 行った 東京に 会うために 叔父さんに
ざっと、こんな感じに文を前から順次理解していきます。
こんなふうに前から理解すると、I と Tokyo の関係が見えませんか。
「私は 行った 東京に」
つまり、私は東京に到達したというイメージが湧きますね。
だから、「方向+到達」の前置詞 to がイメージできるのです。
2) I went to see my uncle ( in ) Tokyo.
では、前から訳してみましょう。
私は 行った 会うために 叔父さんに 東京
前から理解すると、my uncle と Tokyo の関係が見えませんか。
「叔父さん」と「東京」の関係は
「叔父さん 東京にいる」こんなイメージができませんか。
だから、前置詞 in なのです。
次に両者の意味の違いを考えてみましょう。
1) 叔父さんに会いに東京に行った
2) 東京の叔父さんに会いに行った
この和訳からもわかると思いますが、1) では、叔父さんが東京に住んでいるとは限りません。あくまでも叔父さんに会う場所が東京というだけです。もしかしたら、叔父さんも東京以外の場所から私に会いに東京へ来たのかもしれません。
しかし、2) の意味では、叔父さんはおそらく東京に住んでいるということまでがわかるのです。
語順と前置詞が違うだけで、英語はこれだけの意味の差が生じるのです。
前から理解し、前置詞を三者で捉える思考回路を作ることで、比較的容易にどんな前置詞が来るのかイメージできるようになります。
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