【受講生さんの声】ESLで覚えるしかないと言われたことを、しっかりと説明してくれる
王 庄寧さん
例えば目の前に外国人がいて「私は」と「私が」の違いを教えてほしいと言われた時、あなたは明確に説明する事ができますか?
私は高校、大学と約7年間上海にいました。その時アルバイトで日本語教師をしており、ネイティブがノンネイティブに文法を教えるという難しさをひしひしと実感しました。
発音は治せても、文法を考えて話したことのない言葉を理屈で説明するというのは本当に難しいんです。逆に中国人日本語教師は発音はもちろん訛りがありますが、文法は完璧に説明しておりました。ネイティブは感覚で話します。私たちが日本語を感覚で話すのと同じように、ネイティブはいちいち主語の次は動詞などそんな事を考えて話したりしません。でもノンネイティブは感覚がないのでそんな事はできません。
そんな経験があってのバンクーバー、私はネイティブに英文法を習うという事に不安を感じていました。ESLの初日、「やっぱりこれではスピーキングは伸びても文法は絶対だめだ!どうしよう…」と悩みながら学校を出たとき、なんと校門で偶然上海の高校の後輩にバッタリ。その隣にいた人が同じESLという事で、現状の悩みを話したら小栗先生に紹介してくれました。本当にすごい出会いでした。先生の授業は本当に楽しくて、全く基礎がない私でもわかりやすく説明してくれました。ESLではただ覚えるしかないと言われた事でも、しっかりと説明してくれるので、理由を説明してくれないと納得がなかなかできず、呑み込めない私にはぴったりでした。英語を使っている人達がどういう感覚で話をしているのか、それを教えてくれるのが小栗先生の授業です。シンプルにイメージをする。簡単そうで難しい事でしたが、先生がわかりやすく、しかも面白く教えてくれるので、2時間があっという間でした。先生のおかげで、英文法だけでなくESLの授業も助けられました。英語で説明してもらってもわからない事を、先生に教えてもらうとあっという間に解決できました。
私は最後の5回にTOEICの授業をとりました。TOEICのコツや勉強方法を全く知らなかった私にとって、それも本当に貴重な授業でした。
まだまだ英語は発展途上の私ですが、先生から学んだことを生かして、英語、中国語、日本語の3か国語ができるトリリンガルになりたいです。本当に、ありがとうございました。